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人の世話をするのが好きだったので看護師に

子どもの頃から憧れていた

20代の女性看護師です。頭頸部・皮膚科・眼科・口腔外科の混合病棟に8年勤務し、現在は育児休暇中です。
私は小さい頃から人の世話をするのが好きで、看護師にずっと憧れていました。だから普通高校を卒業後、3年制の高等看護学校に入学し、国家試験を経て看護師免許を取得しました。
看護師になって最初に勤めた職場に今もいます。総合病院内の耳鼻科疾患中心とした混合病棟で、スタッフは医師を含め35名という規模です。育休に入る前は固定チームナーシング方式でチームリーダーを努めていました。緩和ケア委員もしています。

努力が患者さんに伝わらないとやっぱりむなしい

看護師になってよかったことは、まずどこの地域に行っても職探しに困らず、生活できることです。嬉しかったことは、末期がんの患者さんとの関わりの中で、再入院してきた際に「あなたがいて安心した」と言われたことです。苦しい状況で少しでも力になれているんだと実感できた瞬間でした。
それでもやっぱり、嫌になることもあります。糖尿病性の皮膚壊死で入院されていた患者さんを担当していたときのことです。退院を目指しADL拡大のためにリハビリや、自宅でできる運動、インスリン注射のパンフレットを作成したりと患者や家族の希望も聞きながら関わっていました。しかし、退院直前に最終確認を含め話をしていると、患者本人から「どうせ家に帰って全部やるのは妻だから。自分で自分のことをする気は一切ない。ひどくなったらまた入院して全部やってもらえばいんだ」との発言が聞かれました。今までやってきたことが無意味だったと感じとても嫌な思いをしました。同時に何でこの人の本質を見抜けなかったのかと今までの関わりを後悔しました。

少しでも患者さんの力になりたい

看護師として一番やりがいを感じる瞬間は、患者さんが退院していくときです。よくなって帰る患者さんの嬉しそうな表情を見たときはもちろんですが、亡くなられて退院されるときにも家族や本人の望む形での看とりができたことにやりがいを感じます。これからも、「この人がいたら安心できる」と思ってもらえる看護師を目指していきたいです。